数多くの有名企業が本社を構えるビジネス街であり、天王洲アイルやパークシティ大崎をはじめとする大型商業施設も建ち並ぶ品川区。
再開発により駅前に複数のタワーマンションやオフィスが建設され近未来的な景色が見られる一方で、戸腰や青物横丁など昔ながらの下町感ある住宅街もあり、多くの顔を持つ区です。
そんな品川区に家族でお引越しするなら、子育てのしやすさはどうでしょうか。
今回は、品川区の子育て支援について見てみます。
品川区の子育て支援
医療費助成
子育て中は、発熱や怪我などで病院を利用する回数が多くなります。
特に乳幼児は抵抗力が弱いため感染症にかかりやすく、突然高熱を出す事も少なくありません。
医療機関に世話になる回数が多くなれば、家計にもその費用は重くのしかかります。
しかし品川区では、満15歳までのお子さんの医療費は全額区で負担してくれます。
都内の医療機関で診察を受けた場合、区で発行される医療証および健康保険証を提出すれば、窓口の清算は無料になります。
また、入院をした場合の費用も支給を受けられます。
品川区の補助金制度は?
私立幼稚園等補助金
満3歳から小学校就学間での幼児を私立幼稚園、認定こども園などに通園させているご家庭には、区から補助金が交付されます。
入園の際には補助額上限10万円、保育料は所得・子どもの人数により月額7,000~13,200円までの補助が受けられます。
認証保育園保育料助成
認可保育所の保育料額は既定により一定額となっていますが、保育料は保護者の収入により0円から77,300円となります。
しかし、認証保育園の保育料は区の規定ではなくそれぞれの保育所が独自に決めており、保育料が高額になる事も珍しくありません。
そのため、品川区では認証保育園と認可保育園の保育料の差額を支給しています。
品川区の教育
品川区は全国に先駆けて「小中一貫教育」を導入した区。
小学校1年生から中学3年生までの9年間に渡り、教員が連携して独自の教育を行っています。
区内には施設一体型の学校が6校あり、環境の変化による心理的ストレスも無く、小学校から中学校へスムーズに移行できます。
他にも、早期からの英語教育導入や学校選択制の実施など、公立の学校で手厚い教育が受けられる点が品川区の教育の魅力となっています。
また、小学生にはGPS装置「まもるっち」を配布し、緊急通報時には生活安全サポート隊や地域の協力によって子供の安全を見守る活動も行っています。
就学援助
区内在住でお子さんを公立の小・中・義務教育学校に通学させており、経済的に就学が難しいご家庭は、区の就学援助制度が利用できます。
生活保護を受けているご家庭や、昨年の所得が区の基準額に達していないご家庭は学用品の費用や給食費・通学費などの就学援助が受けられます。
おわりに
妊娠すると1万円分のカタログギフトが支給される等、妊娠から子育てまで多くの支援制度がある品川区。
区内の住居費はけして安いとは言えませんが、私立幼稚園等補助金や認証保育園保育料助成などで、子育てにかかる負担を軽減できます。
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