人が多く訪れる町は自ずと犯罪件数も増えるため、ファミリーなら治安面が気になるところです。
そこで今回は、警視庁が発表している犯罪発生状況から、港区内のエリアごとの治安を見ていきたいと思います。
港区全体の治安は?
港区全体では、犯罪率0.87%(人口に対しての犯罪件数)、治安の良さは23区のなかでは18位となっています。
では港区を5つのエリアに分け、それぞれのエリアごとに見てみましょう。
赤坂・・・1年間の犯罪発生件数・864件
六本木の繁華街があるエリアのため、犯罪件数は比較的多くなっています。
犯罪の種類を見てみると、ひったくりやスリといった犯罪が366件と多くなっており、人が集まるエリアであることを感じさせます。
空き巣の件数は30件と少なく、住む街と言うより遊びに行く街の印象を受けますね。
高輪・・・1年間の犯罪発生件数・892件
白金などの高級住宅街のイメージが強い高輪ですが、傷害事件が40件、暴行事件が43件と物騒な事件も起こっています。
ひったくりやスリが420件、自転車盗難が184件と比較的軽犯罪が多いのも特徴です。
三田・・・1年間の犯罪発生件数・620件
事件数は東京23区77地域の中では26位で、比較的治安のよい三田。
ただし、強姦・わいせつ事件が23区77地域中の5位と高めになっています。
そのため、夜間の女性の一人歩きなどには気を付けた方が良いかもしれません。
愛宕・・・1年間の犯罪発生件数・917件
オフィス街やサラリーマンが集う街・新橋がある愛宕エリア。
犯罪の種類は、傷害・暴行・脅迫事件が比較的多くなっています。
麻布・・・1年間の犯罪発生件数・1,585件
港区内では圧倒的に犯罪発生件数が多い麻布エリア。
麻布十番や広尾など、外国人も多く暮らす街麻布は殺人や強姦・わいせつなどの凶悪犯罪事件も多く発生しています。
それぞれの地域に合った防犯対策は?
港区内でマンションを選ぶなら、どんなマンションを選べばよいのでしょうか。
赤坂・麻布エリア・・・共用部が充実したマンションがお勧め。
・管理人が常駐している
・共用玄関にはオートロック
・防犯カメラ
・管理組合組織がしっかり機能している
・犯罪者にゴミを盗まれないよう、ごみ置き場のプライバシー管理ができている
三田・愛宕・高輪エリア・・・個別の室内にも防犯を意識したマンションを。
・できれば侵入されやすい1階を避ける
・カメラ付きインターホンがある
・ピッキングに強いディンプルキーやICキー、二重ロック、頑丈なドアチェーン
・雨どいなどの足場を使って侵入されやすい構造ではないか
防犯対策はマンション選びから
不特定多数の人々が絶えず行きかう繁華街のある港区は、常に犯罪に巻き込まれる可能性がある地域です。
そのため、マンションを選ぶなら防犯性能が高いマンションを選びましょう。
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