住居を定めるときは、さまざまなことを考え合わせて決定するものです。
勤務先や学校への通勤通学のしやすさ、ショッピングの便利さ、まわりの治安の良さ、美しい自然環境の有無など、多くのファクターを考慮して決定するものです。
一般的に、家賃が高いところほど、幾つもの厳しい条件をクリヤーしていることは、言うまでもありません。
東京でも、それは言えます。
山手線の内側はともかくとして、山手線の外側では、西側の地域の家賃が高くて、東側の地域の家賃が安いと、一般的には言われています。
家賃は年々変化しているとはいえ、大まかな傾向は変わりません。
ここで言われている西高東低は、単に方角を指しているだけではなくではありません。
西側の地域というのは、山手線五反田と新宿間の各駅をターミナルにしている電鉄の沿線を示しています。
具体的には、東急東横線や田園都市線、小田急線、京王線や中央線などを意味しています。
この沿線で広く知られた街といえば、自由が丘、三軒茶屋、下北沢、明大前、吉祥寺などがあげられます。
いずれも、住みたい街ランキングの統計調査では、常に上位にランキングされる街ばかりです。