前回は角地のメリットについて説明しましたが、今回は反対に角地のデメリットです。
様々なメリットが角地にはある一方で、デメリットも存在しています。
まず最初のデメリットは、他の土地に比べて値段が高いことです。
魅力的なメリットが多く、それでいて他の土地よりも数が少ないです。
いわゆる希少性もある土地なので、それだけ土地代も高くなります。
ですから、土地が角地であると言うだけで、100万円以上値段が高くなることも少なくありません。
土地代が高くなれば、建物本体にかけられる予算も少なくなるので、妥協しなければいけない点も出てくるでしょう。
また、外構工事に関する費用も、角地だと増えてしまいます。
人目に付きやすく防犯面では安心できる一方、部屋の中を覗かれる可能性も高いです。
そのため、植栽などで目隠しをする必要があるので、外構工事の費用も増加します。
角地のデメリットは、全体的に建築予算が膨れあがることです。
予算的に余裕があるなら負担が増えても対応できますが、予算が厳しい人にとっては大きなデメリットになるでしょう。