賃貸市場にも、シーズンとオフシーズンがあります。
それは人の移動との関連が強く、多くの人が移動する企業や学校の新年度にあたる4月の入居にむけて1月頃から3月が一番のシーズンです。
この時期は年間で最も多くの物件が市場に出回りますが、不動産会社の繁忙期でもあるため時間をかけて相談をしたり家賃の交渉などはしにくい時期と言えます。
一方4月に入ると物件の数は激減し、4月に契約が決まらなかった物件は入居者探しのために賃貸条件がよくなってくる時期です。
4月の次の賃貸市場の繁忙期は、企業の転勤が多くなり結婚シーズンでもある9月から10月です。
よって、シーズン直前の8月までが物件探しに最適な時期と言えます。
8月は不動産会社のお店も時間的に余裕があるので、時間をかけて相談をしたり見学が可能です。
それに、4月のシーズンから8月まで入居者が決まっていない物件は大家さんや不動産会社サイドでかなり条件をよくしているケースがありますし、家賃の交渉もしやすい時期です。
このような賃貸市場のオンシーズンとオフシーズンを知っておくと、有利に交渉できることがあります。