不動産の築年数は、そこの住む場合は気にした方が良いでしょう。
ただし、古いからダメで、新しいから良いと言うわけではありません。
大事なのは、しっかりと耐震対策ができているのかということです。
しっかりと耐震対策ができていれば、築年数が古くても問題ないのです。
金融機関はだいたい50年くらいはもつだろうと考えているのですが、耐震対策ができているのならば、50年くらいもつと考えても良いのです。
1981年に耐震基準の大きな見直しがあったのですが、そこからは新耐震基準というもので、建てられてきました。
ただし、大きな地震が何度も来てしまった場合は、その耐震基準でも家が壊れてしまうかもしれません。
そういった未曾有の災害がこれからもあると考えた方が良いので、さらに丈夫な不動産づくりをする基準を作っていかなければならないのです。
新しい不動産でも耐震基準を満たしていないものもないとは言えません。
大切なのは、築年数だけでなく、耐震対策がしっかりととられているかということです。
それが、不動産を選ぶ上での大切なことです。