歳をとると、思っていたように体が動かなくなるという現実があります。
老後の人生を楽しくするためには、一日のうちで一番長い時間を過ごす物件を選び必要があります。
快適な家の条件の1つとして、バリアフリーであることがあげられます。
室内に段差があれば、車椅子で生活したり杖をつかなければ歩くことが難しく、1cmほどの段差でも生活が困難になります。
その他に階段が少ないことも重要です。
階段は膝や腰に多大な負担をかけますし、荷物をもっているときはさらに負担が大きくなります。
また、エレベーターがついていることも物件選びをするときにチェックする必要があります。
健康な体の場合は階段で昇り降りができても、歳をとって病気になったり体に支障が出たら、階段はかなりの重労働になってしまいます。
物件周辺に病院や介護施設があることも物件選びの重要な要素になります。
徒歩圏内に病院があればいいですが、もし家から遠い場所にあれば、バスやタクシーに乗らなければならないので、体力的にも金銭面でも負担が大きくなってしまいます。
老後は若いときよりも病院に通う回数が多くなりますから、負担なく通える物件を選ぶことが必要です。