一戸建て住宅と言っても様々な工法があります。
一般的な2階建ての一戸建て住宅では、木造の建築物が多いですが、最近は鉄骨造りや鉄筋コンクリート造りも多くなってきています。
では、工法のそれぞれの耐久性はどうでしょうか。
まず、木造の耐久性は50年ほどは問題ないというのが一般的な見解です。
学者によっては木造住宅はメンテナンス次第では120年は長持ちすると唱える学者もいます。
では、鉄筋コンクリートの耐久性はどうでしょうか。
これに関しては90年以上とするのが一般的です。
70年以上前に建てられた集合住宅が鉄筋住宅でしたが、壁などにはヒビが入って
いるものの70年経過してもまだまだ使える雰囲気がありました。
現在その建物は残念ながら解体されてしまいましたが、大小の地震に遭い、それを耐えぬいて、70年経過したのはすごいことです。
では、鉄骨造の耐久性はどうでしょうか。
これに関しては70年ぐらいとするのが一般的です。
実際に鉄骨は頑丈に作られているため、大きな地震が起きても欠陥住宅でない
限りは崩れることは考えにくいのです。
このように、それぞれの工法によって耐久年数が異なります。