高速マンションに住む場合、設置されているエレベーターの数が少ないと、エレベーターの待ち時間が長くなるというデメリットがあります。
特に通勤の時間帯と帰宅時の時間帯は混み合いますので注意が必要です。
地震が発生した場合には、地上から高いほど地震の揺れが大きくなります。
台風などで風の強い日には大きな揺れを感じる場合もあります。
高い所から眺める景色は素晴らしいですが、高所恐怖症の人には向いていないでしょう。
また、家賃以外の費用として、外壁の修繕費用が普通のマンションより割高になるケースがあります。
高層マンションでは、落下物による事故を防ぐため、布団などを外に干すことができません。
洗濯物は全て室内で乾燥させなくてはならないため不便です。
さらに、高層マンションに住む場合、長い年月が経過すれば建物の老朽化が進み大規模な修繕や建替えなどが必要となります。
上層階に住む富裕層と低層階に住む一般家庭との間で金銭感覚が異なるため、修繕や建替えに関する話し合いをする時に、住民の間で意見がまとまらず、修繕などが思うように進まない可能性があります。