マンションでの暮らしを考えた際に、何階に住むかというのは重要なポイントになります。
階数が高いほど周辺の建物の影響が小さくなるため景色が良くなり、影ができにくいため日照時間も長くなります。
そのため、多くのマンションでは全く同じ間取りでも、上層階のほうが人気や価格が高くなります。
見晴らしや景観の良さはマンション選びにおいて最も重視するポイントの1つですが、高ければ高いほど住環境が良いというわけではありません。
階数が高くなれば遮る建物が減るために、遠くの高速道路の音や風の音が下層階に比べて大きく聞こえる場合があります。
また、10階などの上階になると、風が強く洗濯物が干せない時もあります。
さらに、あまりに上階ですと、エレベーターがなかなか来なくても階段で…ということがしにくいというデメリットもあります。
反対に低すぎるのも問題で、下層階なるほど周囲の生活音が聞こえやすく、日当たりや風通しも悪くなりがちです。
特に一階は防犯面でも心配ですし、マンションに帰ってくる人全員から見える場所であるため、外からの視線も気になります。
そのため、高すぎず低すぎない2階から5階あたりがおすすめです。